獣まつり近日終了&ワンコのこと 

2016, 08. 29 (Mon) 13:18

春のパン祭……じゃなくて、獣まつり。
4月から7月までの間に海王社様から出していただいた、
ガッシュ文庫「獣」&「東西」の帯についている応募券2枚で、
「獣」「東西」の続きが読めちゃう小冊子をプレゼントいたします…という企画。
8月31日の消印有効です。
もうちょっとだけ、ひと夏の夢を観てみたいなと思われる方は、
「期日厳守」でご応募ください。
お待ちしております。


獣まつりフィナーレに向けて、
ひとつ創作ネタを☆
Twitterのフォロワーさんが「犬ネタ」を呟いてくださっていたので、
それについて、ちょっとネタばらし(笑)。
旧版のときにも、もしかしたら話してるかな???


「壊滅」に出てくる竜神丸。
実在の人物……じゃなくて、犬物です(笑)。
私がまだ小学二、三年くらいかな?
記憶は定かではありませんが、うちで飼っていた土佐犬です。

いまは亡き父は、大型犬が大好きでした。
私が産まれた当時も秋田犬を2頭飼っていたようです。
写真でしか観たことがない理由は、「子供がいる家では危険だから、人に譲った」だそうな。
そりゃそうだ。

でも父は、大の犬好き。
秋田犬を手放したあとも、ずーっと犬に恋していたようでした。
で、ある日突然、茶色い可愛いワンコを連れて帰ってきたわけですよ。
名前をつけていいと言われたので、「ペケ」って名付けました。
よもやそれが、土佐犬だとも知らずに。ペケですよ、ペケ。

ペケ、あっという間に巨大化しました。
普通の犬小屋では当然飼えなくなりまして、
大工仕事の上手な父(当時住んでいた小さな平屋も父が自分で建てたそうです)は、
人間たちの住処より広々としたペケの家のみならず、放牧の柵のようなものまで作りました。
その柵を跳び越えるほどに成長すると、今度は屋根まで届く金網付きの檻を作りました。
もう完全に動物園の、肉食獣の檻ですヽ( ̄д ̄;)ノ

なにが大変って、散歩です、散歩。
いまでいう「リード」は、ペケの場合は太い綱。
横綱の土俵入りのときに捻って作る、あれの細いバージョンです。
その綱の端を、父は自分の腰にしっかり巻きつけ、
体重をうしろに預け、ペケに引っぱらせるようにして運動させるというわけです。
見ているかぎり、散歩じゃなくて綱引きでした。

危険だから…と言われつつも、私も父の監督の元で散歩させたことがあるのですが、
父が手綱を引いているときとは完全に異なり、ペケが何度も私を振り向く(笑)。
手綱も、全然ピンと張らない。だって、ペケがすぐに足を止めてしまうから。
振り向いたときの顔、目に焼き付いてます。眉がハの字(眉あるの?/笑)の心配顔。
引っぱっては危険だと、私を案じてくれたのでしょうか。犬なりに。
それとも「あんたじゃなくて、お父ちゃんに代わってよ」と不満を漏らしていたのでしょうか。

そして、なんの予告もなく訪れた別離の日。
ペケは、闘犬家のおうちへ引き取られていきました。
親のやっていることは、私にはよくわからなかったのですが、
そのころ鳩も20羽くらい飼っていた(鳩タワーも父が制作)のに、全部誰かに渡してしまって…。
もしかしたら、そういう副業をしていたのかもしれません。
子犬から預かって、大きく育てて報酬を得るとか、
鳩も卵を孵して増やして賃金を得る、みたいな?
父に確認したことはないので、想像ですけど。


で、ペケ。
初めての対戦があるというので、「見に行くか?」と父に誘われました。
が、行きたくないです。小学生でもわかります。闘犬の意味くらい。
残酷なことをする人だ…と、暗い気持ちになったのを覚えています。

ペケは「竜神丸」という名前をいだたいて、
しばらくは闘犬界で活発に活躍していたようです。
でも私にとっては永遠に、大きくて強くて、子供には優しいペケちゃんです。

「壊滅」でワンコをうっかり登場させてしまったとき、
なにも考えずに「竜神丸」と名付けました。
そこにペケの面影を…とか、そんなドラマは微塵もないのでご安心を(笑)。
土佐犬ということ以外の共通点はございません(^-^)
土佐犬といえば、この名前! くらいの認識です。

懐かしいなぁ。
語っちゃったよ、ペケ。


余談2。
ペケを手放したあと、なんと、父がまた子犬たちを連れて帰ってきました。
何頭いたかな……三頭はいた気がする。
白黒の可愛いワンコ、段ボールに入る小さな子。
「好きなのを一頭選んでいい」と言われ、可愛らしいのを指した記憶が。

………シェパードでした(T_T)

みんな巨大化してしまうんだ(T_T)
可愛いのは、ほんの数カ月だけなんだ(T_T)

その後、シェパードは途中で誰かに売られることなく、
ちゃんと我が家で生涯の幕を閉じました。
この子は病気だったので、長くは生きられませんでしたが、
イイコでしたよ。穏やかで、飼い主に対して誠実で。
私が学校から帰ってくるとき、必ず「お座り」をして迎えてくれる。
でも家の中に入って、窓からそーっと犬小屋を伺えば、辛そうに、ぐったりとなる。
その「忠誠心」が、切なかったです。
弱音を吐かず、弱気を見せず、早朝に静かに息を引き取りました。


ワンコって、可愛いです。
大きくても小さくても、その存在は無限大です。
いまうちにいる柴わんこも、そう。
愛しくて、たまりませんよ。
一生そばにいるからね、ワンコ。


さ、仕事しよう。
台風が過ぎたら、涼しくなるといいな。




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