寒い… 

2006, 09. 04 (Mon) 10:56

仕事部屋の窓を開けていると、寒いくらいです。腹壊しそうなくらい寒いので、閉めることにします……ピシャッ。
さて、新学期。やっとこさです。夏休みならぬ夏忙しが終わったので、このあとゆっくり二週間かけて小冊子の原稿を仕上げて、その後はしばらく冬眠に入ります。
11月の新刊のあと、表に出るのはは5月末。商業は半年ほど間が開きますが、5月発売と言っても来春早々には原稿をUPしなきゃならんので、11月半ばすぎには執筆作業に入ります。だから私が休みをとるのは、正味2ヶ月かな。
その間に、たぶん鬼族書いてるかも。…あ、この鬼族、同タイトルの小説がすでにあったのよ。検索してみたらドンッと出てきた。うーん、残念。どうしよう…。

前からね、追われない時間が欲しかった。
やっぱり去年の夏の事故がきっかけだったと思う。「あの日もし死んでいたら…」と、ふと想像した瞬間から。
なにを一番後悔しただろうと考えたとき、やっぱり仕事ではなく、子供のことだった。
いままで土日は仕事優先だったから、ほとんど子供と遊べなかった。生まれたときからそんな環境で育ったわが子は「土日はお母さんと遊べない日」という認識を持っている。
前にね、一度子供に言われたことがあったのよ。「おかあさん、そんなに僕と遊んでくれないじゃん」って。
この夏休みと先週末。ずっと家族単位で行動した。三人でキャッチポールしたり、フリスビーしたり。プールへ行ったりトランプしたり。いま我が家ではポーカーと大富豪とウノが大流行。夕食後に、子供が一番にカードを切り始める。
三人で遊んでいるとき。三人でぼんやりしているとき。三人でドライブしているとき。家族っていいなぁって、身を絞られるほど切なくなってきて、こういう夢みたいな温かい時間を、なんでもっと早く夫や子供に味わわせてやれなかったかなぁ…と、いまとても後悔しています。
誤解されたくないのですが、仕事に対する後悔ではありません。
執筆ペースと私生活を、うまく配分できなかった自分の不器用さに対する後悔です。
だって、器用な人はじょうずに両立させている。仕事も暮らしも、いいバランスで進めている人はきっと大勢いると思います。私も、なんとか両立させているつもりでいた。でも……いまはちょっと、自分的に難しい時期にいるような気がします。

今後は年に数冊が目標です。ただ露出が少なくなれば依頼が減るのは当然だから、そのときがきたら、あとは静かに受け止めようと考えています。
本当はね、この夏でスパッと引退しようと思ってた。でもね、戦友(笑)が教えてくれた。「書かなくなったら、書けなくなるんだよ」ってことを。
「日記でもなんでもいいから書き続けて。そうしたら、またいつか陣さんが書きたいと思ったときに書けるから。書かなくなったら、書き方なんかすぐに忘れるよ。書きたくても、書けなくなるんだよ。だから、どんな形でもいいから書いてて」と。
この仕事に就いて、よかったこと。いっぱいあった。山ほどあった。
その中のひとつ。私のみっともない姿を全部知った上で、それでも「書き続けろ」と、いまにも抜けそうな私の根っ子に手づから土を盛り、「立て! 倒れるな!」と叱り飛ばしてくれる真の友人に巡り会えたことに、心から感謝した。

そういう事情で、HPも縮小を考えています。とりあえずいまの仕事が終わったら、プログ中心にする予定。ゲストブックやノベルコーナーもなくしてしまうので、もし銀の不死鳥をこれから読む! と思っていらした方は、お早めにどうぞ。

数年経ったら、またいろいろ情勢が変わるんだろうな。そのころには「仕事が私の生きる道!」とか言って営業しまくってるかもしれない(笑)
どんな仕事をするにせよ、自分の腕の中の子供の笑顔を見逃すことのないように。
この温もりを、一時たりとも「煩わしい」などと感じることのないように。
本当の意味で豊かであり、心身共にゆとりのある毎日を過ごしていきたいと思ってます。
まずは少しずつ運動して、基礎体力をつけなきゃね。いままではパソコンにへばりついてるだけだったから。これから少しずつ自己改造に取り組みます。

そんなこんなで(笑)のんびり&いろいろ進んでます。
11月発売予定のプラチナ文庫「スイートホーム(仮)」、キャララフがすでに出来ております。きゃっほぅ♪
やっぱりね~絵を拝見する瞬間は楽しいね~v
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コメント

jin

満たされるもの…

ああ! だから最近はファミリーに走ってしまうのか(笑)「書きたい~」って騒いでる鬼族も、かなりエゲツナいけど一応鬼の家族の話だし。

そろそろ離れていきそうだな~と思ったらね、すんごく愛しくなってしまったのだよ。我が子が。
しばらくは、のほほんと、ぽややんと。
励ましてくれるjokerさんたち、みんなに感謝しつつ、自分なりのタイムテーブルで生きてみます。

2006/09/06 (Wed) 13:26 | jin | 編集 | 返信

joker

人の世は 移りにけりな いたずらに…

先生の人生は先生のものだから、納得いく後悔のない日々を送っていればそれでイイと思います。
年数冊でもいい思う。なんだったら年一冊(鳥山●センセイ並)でもOKです。誰という名指しは避けますが、人気作家で乱発しまくってクオリティおとしまくりの某作家さんとか見てるとファンであったことが悲しくなりました
デビュー作なんか、すっごい人気でホントよかったのに…
センセイには萌も重要ですが、満たされる作品を書いていただきたい 書き手も読み手も たとえ自己満足でも全然いいと思うし!!!
書けなきゃそんトキですよ!
それもアリでいいと思います
家族のスタイルも色々ですが、男の子ってホント小さな時くらいなんですよね~、大人と一緒にいてくれるのって  ファンの思いはセンセイの時間を大事にしてくださればそれでいいと思います

2006/09/05 (Tue) 23:07 | joker | 編集 | 返信

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