本日発売 

2010, 07. 29 (Thu) 07:23

ガッシュ文庫「祈り」本日発売です。
イラストは梨とりこ様。作品の世界観と一体になってくださいました。


もともとは8月発売だったのですが、一ヶ月早く出していただけました。
ずーっとこの仕事してますが、発売予定より早くなったのって、初めて(笑)。

地べた這いずり回って、現実にのたうち回って書いた作品です。
制作途中で、もう耐えられなくなって、パソコンの前で「あ゛────ッ!」と絶叫した記念すべき作品。
「安らぎは、苦しんでこそ得られるもの」という考えに共感していただけそうな方は、どうか、ぜひ。
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コメント

jin

ありがとうございます

書くことが仕事になってからは、自分の書いたものを肯定できる瞬間と、読んだ人が作品からなにかを感じてくださった瞬間、これが完全にイコールになっています。

ありがとう。

一青yoさんの「ハナミ★キ」。
これは、友人とひっそり活動しているアカペラ・トリオ(笑)で、歌いたいと思っている曲です。
しみるような声も、彼女の、訴えるようにこちらをじっとみつめてくれる大きな瞳も大好きですv-22

2010/08/01 (Sun) 13:46 | jin | 編集 | 返信

たまこ

長くなっております★ほめられて調子に乗っております

 まず、おわびからe-466e-466e-436
 ごめんなさい、m #4ARdecscさん。敬称が抜けていまして、二つ前の「さらさら~」のタイトルでの初めましてのご挨拶が呼び捨てになっていました。
 本当にごめんなさい。
 網戸にしていても虫が隙間から入り込んでくる夏の夜は、カーテン越しの夜風で我慢できなければ電気を全部消してしまうしか手はありません。
 でも、そうすると寝る前の楽しい読書ができないe-443e-356
 そんなときは音楽かドラマCDの時間にしていますe-416e-418e-416
 夜風は気持ちいいし、夜なので暗闇の中でどきどきしながら楽しめるのはいいけれど、ドラマCDだと確実に睡眠時間が減ってしまうのが悩みどころです。
 それから、「祈り」のこと。
 シンクロの他にも、ぜひ陣先生に伝えたいことがあります。
 p128です。ネタばれにならないように、一文だけ引用させてください。

 ――――ショックだった。この人を忘れて、自分は現在を捨てようとしていたのだ。
  この人に出会ってからずっと、生きる支えになっていたはずの「未来」という輝かしい時間まで、失ってしまうところだった。

 仕事のことで悩んでいて、まだ答えが出ていないにもかかわらず、あきらめようとして、自分のこれまでを否定し攻撃するループにはまっていたのです。
 頑固者なので、それでもあきらめずに気をとりなおしていこうの灯火を絶やさぬようにと思っていたのですが、夢の中にまで苦しいシーンが再現されるようになっていて。
 夏の暑さのせいも、自分の未熟さもあって、気持ちの切り替えができず、どんどん身動きのとれない自分になっていっていました。
 そんな中で読んだ、「祈り」。そして、このシーン。光が射したのを感じました。
 ここを読んだことで、ループが止みました。
 その後、わたしは悩んでいたことの中で、なんとかあきらめないための、少しでもよい仕事をするための手がかりをつかむことができましたe-372
 言葉と感動から、生きる力を得られる。
 読書が好きな理由は他にもたくさんあるのですが、わたしにとっての一番の理由はこれです。
 本来なら、この時期に発売されるはずではなかった。
 陣先生が苦しんで、苦しんで、そして書きあげたあともいまだ続く苦しみを通して、手にとることができた作品。
 不思議な縁と、陣先生の才能と苦しみがあって出会うことができた、「祈り」e-417
 出会えて、読めて、本当によかったです。
 これからも何度も読み返すと思いますv-22v-521
 それから、最後にもうひとつ。「祈り」への陣先生の苦しみを知って、わたしは一青yさんの歌の「ハナミ★キ」を思いました。
 わたしの言葉では伝えきれないもの、でも陣先生に伝えたいことのすべてがこの歌にはあると思いました。
 よかったら、歌詞を読んでみてくださいね。音楽も、彼女の歌いもとても素敵です。

2010/08/01 (Sun) 13:23 | たまこ | 編集 | 返信

jin

すごーい(笑)

なんて滑らかな感想文!
たまこさん、物書きになれますよ(笑)

シンクロ>そうか、そんな感じで読み進めると、攻めの一挙手一投足にドキドキするのか~!
自販機前での会話、私にとっても嬉しい、ホッとするシーンです。きっと薫は、こういう会話を昔から誰かとしたかったんだろうな…と思うので。
それが大曽根だったから、さらに心が跳ねているような感じ。だけど、そんな会話の途中であっても、薫は「素」の自分に、自分で戻してしまいます。そういう性格を書き進めていくことが、私自身も辛かった。
薫は、楽しくできるはずの時間を、自分で構築出来ない人間です。起用に見えて、とっても不器用なんでしょうね。自我を殺して別の人格を演じることでしか他人と関われない、ある意味とても可哀想な子です。

シンクロか…。
シンクロ、なのかな、私も。
こんなに苦痛な執筆時間は過去になかったくらい、とにかく重かったんですよ、すべてが。
書き終えたあとに待っていたのも、いつものような解放感ではなく、雨水を吸った泥みたいな、重苦しい疲労困憊でした。
書いてる最中も、泥に両足をとられて一歩も前に進めないような感覚に埋もれていました。
書き終えた一週間後に、確か私、人前で泣いたのでした。ずーっと苦しくて。こんなにしんどい執筆は二度といやだと吐露しながら。

いま、この作品を読み返せずにいます。
いつもは献本が届くとサッと目を通すのですが、今回はイラストだけを楽しんで、そのままにしてあります。
これから読む人が羨ましいと言ってくださるたまこさんに、心から感謝。救われます。「読んで良かった」と感じてくれる人が現実にいてくれることに、本当にホッとします。
ひとりでも多くの人が、どうか、私の代わりにこの作品を堪能してくださいますように。

2010/07/30 (Fri) 13:24 | jin | 編集 | 返信

たまこ

史上最高のシンクロでした★ああ、陣先生の作品を読み始めてもうすぐ丸七年!

 「祈り」、読みました!
 今回の作品は、いい年こいて主人公の来栖薫くんと気持ちがシンクロしまくって読んでしまいました。
 陣先生の作品中の登場人物で、ダントツ一番v-62のシンクロe-194現象を体験しました。
 主人公にシンクロした場合は、彼の恋の相手も好きになってしまうというパターンが多いのですが、今回は違いました。
 最初っから上司の大曽根礼一さんに、恥ずかしながら恋してしまいました。そして、どんどん好きにもっともっと好きになっていくという、すごく幸せな読書時間を過ごしたのです。
 もともとモエットのスーツ特集でふたりの出会いを読んで、大曽根さんが好きでした。こんな人と恋愛したらどんななんだろうと、そしてぜひ彼のことをもっと知りたいなと思いました。
 恋をしながら作品を読むと、相手がそこにいるだけで、またはその相手を思うシーンだけでも、それらがすべてe-312極上e-312のラブシーンであることに気がつきます。読んでいて本当に幸せでした。
 序盤の仕事場の自動販売機の前での薫くんと礼一さんの会話は、特にうれしいラブシーンでした。会話だけなのですが、わたしにとって大切で素敵なラブシーンとなりました。
 「あ、この人は自分のことわかっていてくれるんだ」と思うとき、それはわたしにとってラブシーンなのです。
 それから、物語に引き込まれ、魅せられ、うならされ、汗と涙と、瑞々しくなったわたしの心となのでした。うならされたのは、いったいどうなる!?というドキドキもあるけれど、「…う?ん?」とひっかかっていたところがラストに向かう力のある流れの中でどんどん明らかe-465v-339になっていくところ。
 うーん、これから読む人がうらやましいです。
 何度でも、すべて白紙の状態から、わたしはこの作品を味わうという興奮を体感したいと思っているほどですから。

2010/07/30 (Fri) 11:01 | たまこ | 編集 | 返信

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