2007年・初日記 

2007, 01. 07 (Sun) 15:42

新しい年が始まりました。
今年もよろしくお願い致します(*^-^*)

新年も7日目になって、ようやくゆっくりパソの前に座ることが出来ました。
昨日までは、まぁバタバタ(笑)。やっぱり今年もこんなんかい! と自分に突っこみを入れながら、右往左往しておりました。

と言うのも、3日の朝に祖母が天に召されたのです。
享年95歳の大往生。病気もなく、頭もとってもしっかりしていて、元気なまま…兄の言葉を借りれば「ゆっくりと枯れるように」生涯を全うしたのではないかと。

祖母は特養に入所していたのですが、息を引き取る前日には私の母と兄、姪っ子ふたりがお見舞いに顔を出し、亡くなる朝には普通にご飯も食べていたんだそうな。食事のあと、部屋の様子を見にいった所員さんが、祖母の息が止まっていることに気づいたそうです。

母から「あのぶんでは百まで生きるわ」と大笑いの電話報告を受けていたので、その翌日の訃報には、ただただ驚くばかりでした。
とてもキュートで優しい、子供好きのおばあちゃん。大大大好きでした。
私がおばあちゃんに宛てて書いた手紙が何通も出てきて、胸が締めつけられました。私の息子の写真も、ベッドのそばから出てきました。いつも眺めてくれていたのかなぁと、嬉しかった。

棺の中のおばあちゃんは、なんとも穏やかな表情でした。
じゅうぶんに生ききった、安らかな最期だったのだろうと想像します。
私の母が「おばあさんは泳ぎが苦手やで、ちゃんと三途の川を渡れるやろか」と呟けば、母の妹たちがすかさず「おじいさん(20年前に亡くなりました)が泳げるで、きっと岸まで迎えに来とるわ」「手ぇつないで渡ってくれるんとちゃう?」「おぶって(背負って)くれるに」などと、微笑ましい会話で励ましあっておりました。
父の葬儀と比べれば、なんともほんわかムードのお葬式で、悲しいけど、ときおり笑いも響いたり。

なにより新鮮だったのは、母の従姉妹。母の従姉妹に会ったのは初めて…のような気がする。思わず目と目を見交わして「おかんに従姉妹おったん?」と同時に訊ねる兄と私(笑)。
当然と言えば当然のことなんだけど、命って、すごいね。どこまでも繋がってるんだね。縦にも横にも斜めにも。
すごい、ホントにすごい。
母にも祖母にも、親兄弟や従姉妹たちと楽しく笑って過ごした日々があったんだ。
誰もが生まれ、いつかは誰もが還っていく。
なにかを残して、還っていく。

自分の命の道筋は、いまここにあるたった一本ではなく、誰もが誰かと繋がっている。
もしかすると人は、ひとりで生まれ、ひとりで逝くのではないかもしれないなと、ふと思った。
たくさんの親族から少しずつ、まるで奇跡のように生命を一滴わけてもらって、ようやくいまの自分が在るのなら、ここにいる自分は、親族のルーツの末端だよな、と。
数え切れないほどの生死を繰り返したのちに誕生した、奇跡のひとしずく。
自分の中には、数え切れないほどたくさんの人たちの命が注がれていたんだと気づいたとき、自分の命は自分だけのものだなどと偉ぶっていた若かりし時代を、少し恥じた。
どうか、ひとりでも多くの人々の命が、未来永劫しっかりと繋がっていきますように。
命あることを奇跡と信じ、人も、自分も、いつも愛していられますように。


帰京は5日の夜9時。
ちょっとヘロヘロな状態のまま、6日は大雨の中を野暮用でお出かけ。
ヘロヘロ状態もMAXに達する。おかげで今日は九時半まで爆睡してしまった…。
と、お友達が、日本酒を二本届けてくれました。
うち一本には、龍の名が付いていた。
ryu

「どんなに慌ただしくても、
ちゃんと龍と向き合って頑張らねばいかんよ」と一喝された思い。
ありがとう。
亡き父と、亡き祖母と、この酒の名と、龍竜を楽しみに待ってくれている人たちのことをいつも思い、ちゃんと、いまやるべきことと向き合うから。

ふつつか者ではございますが、どうか皆様、今年もよろしくお願いします。
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コメント

とこ

お疲れさまでした

今頃ですが
新年早々大変でしたね
ご冥福をお祈り申し上げます

でも本当に大往生。健やかな顔のまま眠られたとあって
少しですがホッとしています。
最後まで家族想いのおばあちゃんでしたね。
こういった弔辞事の席では、いろんなご縁の人に会えますよね。お祝いの席とはまた違って、ご近所の人や遠い縁のある人たち。
似た面影の遠縁の人を見てはそこに家系の進化縮小図を見てみたり。
気疲れも多いことと思いますがまたご家族みんなで頑張ってくださいね。

こ年もどうぞ宜しくお願いします。

いつでも何処でも「龍」に反応する先生が
かわいらしく大好きです。

2007/01/11 (Thu) 10:55 | とこ | 編集 | 返信

jin

おばあちゃん♪

そうそう、jokerさんの言うとおり、マゴって大抵おばあちゃんラヴ v-238でもじいちゃんも大好きだ(笑)
本当に、安心しておじいちゃんの元へ旅立ったのだろうと思います。お見舞いに行くたび、「早よ、おじいさんのとこへ行きたい」と涙ぐんでいたので…とっても仲良しの夫婦でしたから。
だから、寂しい気持ちは、そりゃあもうたくさんあるのだけど、それでも「やっとおじいちゃんの側に行けたね」と、おばあちゃんを労ってやりたい気持ちもあるのです。
95歳。素晴らしい大往生だったと思います。

桐生さん>景虎、むちゃむちゃ呑みやすい!っすよ。
アルコールに弱いダンナ自ら、2日続けて「景虎呑もう」と食卓に出したくらいですから。
まず口当たりがスッキリしている。スッと呑める。そして、ほのかに甘いのにキリッとしているのが気持ちいい。
深いというのか濃いというべきか。「これが景虎よ」と明確にわかる味です。酒好きには、ぜひとも一度は味わっていただきたい逸品v-263

南十字☆さん>こんな悲しい思いをするなら、先に死んでしまいたい……うんうんうん、その気持ちすんごくよくわかります。私はとにかくダンナより先に逝く。絶対あとには残りたくない(笑)
うちのダンナは私が逝ったあと、ひとりでゆっくり余生を過ごしたいらしいv-37
ま……ね、それはそれで利害の一致ってことでv-15

2007/01/09 (Tue) 08:44 | jin | 編集 | 返信

南十字☆

おばあさま、ご愁傷さまでした。素晴らしい大往生でしたね。
私もすごいおばあちゃん子だったので、祖母が亡くなったときは悲しさのあまり、『これから先、生きているとこんな悲しい思いをしないといけないんだ。だったら誰かが死ぬより先に死んでしまいたい』などと物騒なことを本気で考えたものです。中学生の多感な年頃でしたからね~~。
今思えば、先に死ねば残された方にそういう悲しみを与えるわけで、子供が成人するまでは絶対に死ねないと思いますけども。
95年か~~~~。すごいなあ。
もし私がその年まで生きるとしたら……これからまだ60年以上もある。長いなあ。

命は自分ひとりのものじゃない、本当にそうですよね。
ここのところは若い人の自殺のニュースが多くて、悲しい気持ちになります。
どこか宗教アレルギーみたいになっている日本人だけど、生かされていることに感謝する、命を与えられたことを誇りに思う、そういう大切なことは、忘れてはいけないと思うのです。

私もたまには教会行かないとだわ~~~~苦笑


2007/01/08 (Mon) 12:44 | 南十字☆ | 編集 | 返信

joker

初日記によせて

先生、今年もよろしくお願いいたします
そしてこのたびはご愁傷様でした どうぞ皆様お疲れが出ませんように

寿命は必ずあるから…とわかっていても辛いですね
大体マゴはお祖母ちゃん好きwが多いですよね
ジーちゃんも頑張ってるんだけど、バーちゃんには勝てないというのが私の知っている限りのマゴの反応です
きっとお優しいお祖母様でいらしたと思います
それが最後であったとしても、ご家族の方とお会いになられたのはよかったと思います
きっと安心して旅立たれたのではないでしょうか
辛い時があってもしっかり生きていかなくては…
と先生の初日記と雪の中で凛と咲いている梅の花を見るにつけ、新年に際し改めて強く思うjokerです

お酒の銘柄には素晴らしくセンス溢れる、美しい名前のものがありますよね
夢やロマンや悲哀…そうお酒は人生を表現しているのかもしれません

2007/01/08 (Mon) 11:35 | joker | 編集 | 返信

桐生

桐生です。ご無沙汰しております。
最近は少し多忙のためサイトや日記を拝見するだけという形になっているのですが、BBSや先生の日記を拝見する事が楽しみでなりません。本の感想や日常ネタなど多々ありますので、今年、たくさんカキコしたいです!


そして、先生、ご遺族の皆様、この度はご愁傷様でした。
お悔やみ申し上げます。
何だか上手く言えないのですが、先生の日記を拝見して2年前に亡くした祖母のことを思い出し涙しました。
私はおばあちゃん子だったのですごく悲しかったなぁと。なんかすみません。思うことを文章にしてうまく伝えられない自分の語彙力のなさを情けなく思います。変な文章の切れ方ですね・・・。

心よりご冥福をお祈りいたします。



それと。
お酒の写真をみてビックリしました。『景虎』とはおどろきです。いや、龍もなのですが(笑)
少し思い入れがあったもので。
私はお酒を飲むと何だか酔ってすぐに醒めるタイプなのですがなかなか飲む機会がなく、もしよろしければどんな感じだったか教えていただけたらうれしいですv

なんか一方的な文章のような気がします。すみません。

今年も元気いっぱいどうぞよろしくお願いします。

2007/01/07 (Sun) 20:01 | 桐生 | 編集 | 返信

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